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四国中央の工場 巨大太陽光発電が稼働

投稿日:2021-11-16
四国中央市の工場の屋上に巨大な太陽光パネルが設置され、きょうから発電を始めました。
電力会社が企業などに設置して利用されるタイプとしては四国最大規模で二酸化炭素の排出削減につながると期待されています。

四国中央市の工場の屋上に巨大な太陽光パネルが設置され、きょうから発電を始めました。
電力会社が企業などに設置して利用されるタイプとしては四国最大規模で二酸化炭素の排出削減につながると期待されています。

太陽光パネルが設置されたのは四国中央市にある大手レジ袋メーカーの工場の屋上です。
縦1メートル、横2メートルの太陽光パネル3360枚が並べられ、計算上の発電容量は1260キロワットになります。
これを1年間稼働させた場合、一般家庭420世帯の1年分に相当する電力をまかなうことができるということです。
この発電システムは電力会社が設置し所有しますが、発電した電気は企業など第三者が使うことから「第三者所有型」と呼ばれ、四国では2例目、規模は今回が最大だということです。


システムの稼働によって、工場から排出される二酸化炭素を年間でおよそ750トン削減できるということで脱炭素に向けた取り組みとして期待されています。
太陽光発電を導入した「福助工業」の寺尾太一総務部長は「工場の電力を再生可能エネルギーに変えることで、CO2の排出削減につながると考えています。地域最大級の導入事例で、地域に貢献でき、光栄です」と話しています。